自宅Galleryまでの足跡
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歩き出しました♪ 2012-06-05
南九州地方は、昨日より入梅しました。台風も接近していますが梅雨らしくなく肌寒い一日でした。
さて、いつも当ホームページをご覧頂き有り難うございます。「ご挨拶」の所にも書きましたが、当窯元は今まで主に窯元さんへの卸を中心に作陶して参りましたが、皆様の暖かいお言葉もあり鹿児島市内の大手百貨店山形屋さんや、マルヤガーデンズのギャラリーなど作品を置かせて頂くまでになりました。
そろそろ、窯元へも遠くのお客様がお買い求めにお出で頂く事もありおもてなしの出来るギャラリースペースの確保が必要になって参りました。
昨年2011年8月に現工房の目前に約150坪の土地を譲って頂きました。神奈川に所有していたログハウスの売却も先日5/31に完了し、晴れて住宅ローン完済する事が出来ましたので、ここに自宅兼ギャラリーを建設する運びとなりました。
このページでは、その足跡を綴っていこうと思っております。
「地縄張り」 「地盤調査」 「水道管調査」 2012-06-26
梅雨空の雨の中、地盤調査と水道管の確認作業場ありました。
我が家は、最長50年保証住宅だそうです。50年先と言う事は99歳つまり死ぬまで安泰ですw
購入した土地は、40年前に建てられた家屋を解体したもので当時の図面が無く、まずは測量と図面作成から始まりました。
2方向を里道に囲まれており、境界線も曖昧でメーカーは役所に何度も足を運び図面を作成しました。
間取りも決まり、来週には部材の発注となります。こちらでは地縄が張られて、地中に隠れている未知の配管を確認作業に入りました。
頼れる担当者さん!! 2012-06-29
今日は、部材発注前の最終版図面決定の日でした。
実は、この家に決定したのは今からさかのぼる事2年前になります。希望のタイプのモデルハウスが鹿児島第一棟目として星ヶ峯に出来たのは、そのあとの2010年11月でした。
何度も現地へ足を運び、坂之上・伊集院の新築見学会にも参加さてせいただきました。先日上京の際は本店である代官山の展示場も、最新モデルとして目に焼き付けてきました。
だからおおむねの構想はたてていたつもりだったけど、イザとなるとあれこれ悩むものです。
でもこの期間が一番楽しい、人生を生き方をじっくり考え老後を考える。そして、描く人生にあった空間を作るのです。
何度も何度も書いては変更また変更で、何枚図面を書いて頂いた事でしょう。
こんな私達の、おぼろげな夢をひとつひとつ確認して図面に表し、導いて頂きました((φ(~Д~ )ホォホォ
もう何枚目でしょうね、ようやくまとまってきました。
有り難うございます♪これからも、ヨロシクお願いいたします(m。_。)m オネガイシマス
盛土工事 2012-07-11
昨日重機が入り、いよいよ本格的に家の基礎工事が始まる。
まずは、草ボウボウの土地の草を取り除き、水平にして土地をあげる為に盛土をしていく。
家の範囲よりやや広くこの辺では水はけがよく固くしまる土として重宝される、山川土がトラックで次々運び込まれてきました。
道路が狭い為に2トントラックしか入らないので、今日はここ迄・・・約半分くらいは入ったかな?それにしても作業が早い!!
「盛土完了」 「最終打ち合わせ」 2012-07-29
皆さん、暑い夏をどうおすごしでしょうか?
今年は鰻の高値が続き、土用丑の日をどうしようかと思っていましたが、なんとか同級生の取り計らいで鹿児島産の鰻を購入できまして、鋭気を養うことが出来ました。
我が家は現在、工房の一角に居住スペースがある為に、クーラーやエアコンを設置いたしておりません。粘土が乾燥する事を防ぐため、1台の扇風機のみでこの暑さを乗り切っています。
この、環境の中にお客様を招き入れる事は非常に心苦しく思っていましたが、こうやって着々と自宅ギャラリーは建設に向かっております。
打ち合わせは、例の如く星ヶ峯の住宅展示場内にて行なっていますが、いよいよ薪ストーブの養生の為のレンガの選択を残すのみと言うところまできました。
土地の方も、盛り土がなされ土壌補強と基礎工事を待つ段階になってきました。
今週はまずは、地鎮祭があります。日々変化する事も楽しみの一つです。これから、ますますUPしていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。
地鎮祭♪ 2012-08-03
迫りくる台風10号の情報に右往左往しながらも、「きっと大丈夫」と言う何か予感めいた自信があった8月Ⅰ日午後ハウスメーカーの「カナダプレイス」さんから、「明日の地鎮祭は予定通り行ないます」との連絡を受けました。
ロンドンオリンピックの内村航平の男子体操総合個人の「金メダル」を見届けてから眠りにつきました。
2012年8月2日地鎮祭の日、夜が明けると予想通り台風は行き過ぎており、青空ものぞく心地よい天気になっていました。
早朝より、担当の方々によって準備を整えて頂きました。
台風の名残で時々パラパラと通り雨がありましたが、鹿児島ではお祝い事のときに降る雨を「島津雨」といい縁起のいいものとされているそうです。カンカン照りでも無く、まさにちょうど良い天気だったと思います。
「島津雨」
源頼朝の子を身篭った丹後局は、正妻に追放されてしまいます。追放された丹後局は摂津の国、住吉(住吉大社)へ・・・この境内で雨の降る夜更けに狐の火を借りて男の子を出産します。
その男の子が島津家初代当主の島津忠久公です。
薩摩藩では出立や神事などに降る雨は縁起の良いものとしてます。この由来から、島津氏は稲荷大明神を氏神としているのだそうです。
「どうか無事に、良い家が建ちますように」
遠く日置よりわざわざお越しいただき、素晴らしい地鎮祭を執り行って頂いた「稲荷神社」の宮司様、そしてカナダプレイスの社長さんはじめスタッフの皆様ありがとうございました。
そしてこれからも、ますますお世話になります。改めて宜しくお願いいたします。
地盤強化改良 2012-08-08
ここ指宿では、七夕を旧暦で行なう風習があります。昨日8月7日は立秋でした。暦の上では今日から秋となる訳ですが、夏の全国高校野球選手権大会が始まり蝉時雨をきいていると、これからが夏本番という感じです。
我が家は、無事地鎮祭を終えまずは、粘土質で弱い地盤の補強工事がありました。この工法は、ハイスピード工法と言います。
ハイスピード工法は、セメントや鋼管杭などを埋没するのではなく、100%天然の砕石を敷地内に30カ所以上空けた孔に詰め込む方法です。
特徴は、地震のときの衝撃に強く液状化を防ぐドレーン効果がること、そして何よりセメントから発生する六価クロムによる環境汚染がないことと、大きな埋没物がなく天然素材である事から土地のリサイクル時に土地評価が目減りしないと言うメリットがある様です。
2日間の間に、直径400mm深さ5.4mの砕石パイルが35本埋め込まれました。
これで、50年保証の地盤強化が終了しました。
「捨てコン」 「白蟻防止作業」2012-08-11
アブラゼミがけたたましく鳴いて、夏らしい暑い日がつづいています。
自宅ギャラリーの進捗は、地盤強化に引き続き、基礎工事に入りました。
基礎コンクリートが入る部分(捨てコン)をユンボで掘り下げて、そこにバラス(砕石)を敷き防蟻の薬剤散布がなされました。
この防蟻作業は建物が立ち上がるまで、3回行なわれるそうです。ここ南国鹿児島はシロアリが多く、特に念入りに対策がなされる様です。
防水シートを敷き詰めその後、生コン車が登場し手作業でセメントが流し込まれました。
私の仕事は、ほとんど室内で行い粘土のコンディションを保ため、エアコンや扇風機などの無い環境で行なう作業で、暑い夏は結構ハードだと思っていましたが、屋外の作業は炎天下の為、休息と水分補給など体調管理がすごく大切で大変だなと、あらためて感じました。
残りの基礎工事はお盆休み明けになるのでしょうか。
ゆっくり休んで、またよろしくお願いします。
雅楓
配筋工事 2012-08-17
ご苦労様です。基礎工事にはお盆休みはありませんでした。
ベタ基礎を施工する為の鉄筋を配置する作業を行ないました。
「配筋検査」 「型枠立て込み」 「コンクリート打設」 2012-08-23
ベタ基礎工事は鉄筋を碁盤の目の様に綺麗に組み上げました。これを見ているとまるで曼荼羅の様です。
鉄筋の底の部分はスペーサー(業界用語でさいころ)を置いてその上に鉄筋を組んでいくそうです。
つまり鉄筋はこれから流し込まれるセメントの間に埋まるわけです。
コンクリートは硬くて強いのですが、柔軟性が無い。それを補うのが鉄筋で、我が営業マンの坂口先生は分りやすく人間の体を例えて、丁寧に教えて下さいました。
セメントを流し込む板枠も手際よく取り付けられました。
この時点で排水や電気の配線、ガスなど配管の貫通口の場所も決めておきます。
ハウスGメンたる方が我が坂口先生と共に「ゴルゴ13」の様な鋭い眼光で鉄筋の配置をチェックして合否を判断していました。無事(当然?)合格したので午後からセメントを流し込みます。
ミキサー車は里道には入らないので表の道路に止めて、生コンを2トントラックに移し替えて、さらにショベルでゴンドラ見たいな箱に移し、それをクレーンで移動し流し込む作業を繰り返しました。
ベースとなるコンクリートが固まってから立ち上がり部分となる型枠が組まれました。
「基礎立ち上がりコンクリート打設」 2012-08-28
基礎の立ち上がり部分の型枠材が取り付けられました。
そして再び、ミキサー車を表通りに止め、2トントラックに生コンを移しそれをロートの形状をしたコンテナに入れ、クレーンで移動しながらセメントを立ち上がりの型枠へ注入する方法で作業を進めました。
コンクリートが固まってから、型枠材を外しました。
昨日8月27日は台風15号の接近で風の強い中の作業でした、本当にご苦労様です。
基礎工事完了 2012-08-31
8月29日、基礎工事は8畳の玄関三和土(たたき)部分に断熱材を敷いて、その上に鉄筋を置いてセメントを流し込んで完了しました。
基礎は建物が建つ際、重量を支え安定させる為のもので最も基本となる箇所です。
「縁の下の力持ち」と目立たないけど最も頼りになる人を喩えて表現しますが、当にこの基礎構造がそれであると実感しました。
この基礎工事の作業を行った職人さんは、親子2人で仕事をなさいました。
お父さんは息子さんに、言葉少なく的確に指示し、息子さんは師匠であろうお父さんに敬語で受け答えし、「阿吽の呼吸」で仕事をされていました。これは、職人としてしっかりと師弟関係を重んじていて見ていて清々しいというか、とても気持ちの良い職人さん親子でした。
私は今回、この親子の基礎工事を拝見した事で、基礎の重要さや作業姿勢において大変勉強になりました。
ありがとうございました。そして約1ヶ月間暑い時期ご苦労様でした。<(_ _)>
水道工事 2012-08-31
8月30日からは水道工事に入りました。
ユンボで掘って水道管や排水管、それに温泉を引き込むパイプ等を埋め込みました。
「土台据え付け」 「土台床張り」 2012-09-06
9月に入りました。日中は残暑がまだまだ厳しいですが、朝晩は幾分か過ごしやすくなりました。
蝉の声もアブラゼミに代わってツクツクボウシに変わり、秋の気配を感じる今日この頃です。
さて自宅ギャラリーの方は、4日に部材第1便(土台、床材、断熱材等)が到着。積み降ろしをし午後から基礎の上に土台を設置し断熱材を敷き詰め、その上に床材を置いていきました。
アッという間に作業が進み変化していきます。
油断をして見逃さない様、仕事の合間にできるだけ多くの記録をカメラに残していきたいと思います。
残る部材は、9/10(月)に大型トレーラーで長旅の末到着予定です。
足場組み立て 2012-09-09
8日は足場が組み立てられました。
現在の母屋からの景色はすっかり変わりました。
2人がかりで、夕暮れ過ぎまで作業はかかりました。
翌朝同時間の景色は何となく、どっしりとした甲羅屋根の角度がイメージできます。
「部材搬入」 「柱立て込み」 2012-09-11
9月10日、全ての部材が岡山県から荷積みされた10トントラックをはじめ、計3台で運ばれました。
我が家への里道は道幅が狭いので、クレーンで2トンユニックに積み直してピストン運行で運び込みました。
部材が届くと待機していた大工さんが、同時進行で手際良く、柱を立ていきました。
僅か1日で部材搬入からここまで進みました。
「上棟」 「屋根造作」 2012-09-12
11日の作業も昨日同様にクレーンで部材をつり上げながら、組み上げていきました。
棟木や垂木、2階部分の床材も取り付けられました。
あれよあれよと瞬く間に骨組みが出来上がっていきました。
棟木の中央の部分がクレーンで下ろされる処です。
屋根造作下地取付 2012-09-12
12日は垂木に構造用合板を付けて屋根がふさがりました。この構造用合板は強さ、耐久性に優れている板なのです。
さらに天窓も取り付けられました。
天窓が2ヶ所取り付けられました。
屋根ルーフィング張り 2012-09-13
屋根にはゴムアスルーフィングが貼られました。このシートは伸縮性のあるゴムが素材で、それにアスファルトがコーティングしてあるそうで、それを屋根の構造用合板に貼ると太陽の熱でアスファルトが溶け板に密着し、またくぎ穴にもしみ込んで穴を密閉するという優れものなのです。
屋根関係は雨漏りが心配で、棟木の換気口や天窓の隙間から雨が入ってしまったら欠陥となります。
(株)カナダプレイスの建造物はゴムアスルーフィング貼りを専門の講習を受け知識、技術共に備わった業者に施行させるという事です。
ルーフィングを貼った後、薪ストーブの煙突が出る部分をカットしました。
内部構造 2012-09-14
建物の中の様子を紹介します。
屋根工事 2012-09-14
薪ストーブの煙突が屋根から出る部分です。
外壁下地工事1 2012-09-15
2階部分に構造用パネルが張られました。
外壁下地工事2 2012-09-15
9月15日です。今日は台風16号が近づいており、お昼辺りから雨が強くなりました。
22時現在で気圧は910hpa,最大風速50m/s,時速20km/hでかなり強烈です。
そのまま北上すると明日辺り指宿市は暴風雨にみまわれそうです。
さて建て方のほうですが、台風対策で外壁の構造用パネルが、濡れない様に防水シートを取り付けしました。
足場のネットも束ねて固定しました。
大工さんの一人は宮崎県との境にある湧水町から来られていて、宿に連泊していたのですが、週末は自宅へ帰られてゆっくりされる様です。ご苦労様です。
台風が通り過ぎましたら、またよろしくお願いします。
サッシ取付 2012-09-18
予測通り猛烈な台風16号は、16日の夕方から猛威をふるって近づいてきました。
屋根のゴムアスルーフィングはバタバタと音をたてて剥がれて、下に落っこちたり、外に重ねた1畳程の断熱材も風でとばされるし、部材を覆っていたブルーシートもはがれる始末で、改めて自然の怖さを痛感しました。
そんな中、私どもの(株)カナダプレイスの現場監督、鳩宿主任は2度も現地に赴き、現場確認と台風対策にとご足労いただきました。
夕方からは国道226号は通行止めになった為、山越えして来られた様で、夜中まで台風の対策にかかられていました。
本当に本当にご苦労様です。とても心強かったです。ありがとうございました。
一夜明けて台風一過、屋根のゴムアスルーフィングの剥がれた箇所の補修とサッシが取り付けられました。
「白蟻防止作業」 「屋根材張り1」 2012-09-19
9月18日、今日は暑さも少し和らぎ、そよ風も吹いたりして心持ち過ごしやすかったです。
さて建て方は、屋根材が取り付け始めました。
この屋根材はリッジウェイという名称で、アスファルト基材とガラス繊維の織物とで構成されており、表面には粒状彩色石を貼付けてある屋根材です。
特徴はまず重量です。瓦の1/4と軽量で建物への負担をが少なく、家屋重心位置が下がるため地震時の大きな揺れに持ちこたえ元の形状を保つそうです。
耐風実験(風速46m/s)でも浮き剥がれ現象は起きず、また飛び火の試験にもクリアーし防火性能にも優れています。さらに釘穴をシールする事で防水性に優れていて、柔らかく弾性があるので割れる事は皆無で、衝撃を吸収するため雨音の軽減にも有効との事です。
それまでの瓦に代わる画期的な屋根材なのです。
玄関には、ドアが設置されました。
壁や屋根に埋め込むグラスウール製の断熱材も搬入しました。
それから部材に白蟻防止剤が散布されました。
屋根材張り2 2012-09-19
屋根は家の後ろの部分を中心に屋根材(リッジウェイ)を張っていきました。
「電気配線工事1」 接合金具 2012-09-19
1階部分の電気配線工事が行なわれました。梁等にドリルで穴を開け電線を通しています。
それと構造金物の一部を紹介します。
ホールダウン(引き寄せ補強)金物
地震時や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐ為の金物
火打金物
床構面の隅角部にかかる圧縮、引張に対抗するための構造金物
「電気配線工事2」 「給排気管取り付け」 「外装壁材塗装」 2012-09-26
電気配線工事は2階部分の配線やスイッチボックス等が取り付けられました。
壁に貫通口や給排気管のパイプが取り付けられました。
外壁の内部は空気の流れる通気層を設ける事で、換気を行い熱や湿気を効果的に逃がします。この事で結露や湿気を抑え、耐久性と快適性を高めているのです。その通気層の部材が防水シートの外側に取り付けられました。
それと同時に外壁材の塗装も行なわれました。
一枚一枚、刷毛で塗っていました。
内装一部、断熱材も入りました。
外部工事1 2012-09-27
電気配線工事は一段と複雑な配線になってきました。
玄関は、3重のなぐり加工の木枠と木製扉を合わせた額縁デザインも2重目までが取り付けられ一段と風合いを増してきました。
外部工事は国産杉のパネリング材が取り付けられてきました。国産杉のパネルが一枚一枚取り付けられます。
「屋根材張り3」 「外部工事2」 2012-09-27
正面の屋根がほぼ張り終えました。残りは天辺の部分のみです。
それと外壁1階部分の国産杉板張りが正面を残すのみ、左側、後ろ側、右側、張り終えました。
「屋根材張り4」 「外部工事3」 2012-09-28
屋根材のリッジウエィが張り終えました。
外壁板1階部分の正面が張り終えました。
外部工事4 2012-09-30
22.35m2(6.8坪)ある前広縁の軒裏天井(軒天)部分に国産杉板が張られました。
建物内部の隅角部に取り付けてあった火打金物は仮取り付けだった様で、角材に取り替えてありました。
外壁板は後から塗装するのですが、張り付ける前の下地作業として板一枚一枚の端の部分を先に塗装します。
板は年数が経つうちに収縮します。板と板の間が少し開いた場合、塗装して無いと継ぎ目の部分に木自身の色が出てしまうという事で、端の部分だけ先に塗装してから張り付けるとの事です。
外壁板を張り付けると黒い筋の様な模様が出ています。後で外壁の表面は同色に塗られていきます。
「外部工事5」 「内部工事1」 2012-09-15
軒天が全て張られました。
床板が1、2階共一部張り始めました。
階段も造り始めました。
「内部工事2」 「外部塗装1」 2012-10-07
階段が出来上がりました。
軒天に塗装をしました。
祝!上棟式 2012-10-08
10月7日大安の良き日に、秋晴れの中上棟式を執り行いました。
カナダプレイスさま、棟梁の有村さま、工事関係のみなさま有り難うございました。
どうぞこれからも、お怪我の無い様宜しくお願いいたします。
「上棟旗揚げ」 「内部工事3」 2012-10-0
上棟式当日は棟梁の息子さん2人が手伝いにいらして、屋根の上に掲げる旗を親子で設置していました。
棟梁は由緒ある大工の家系で現在4代目という事です。
高校3年生の息子さんも、卒業したら家を継ぐ為に、大工の道に入り修行されるそうです。
進捗の具合は内壁に断熱材が入りました。
内壁用は85㎜厚で屋根裏は105㎜厚の断熱材の様です。
1階天井裏に野縁(天井に仕上げ材を張り付けるための下地に使われる棒状の部材)が取り付けられました。
内部工事4 2012-10-11
2階小屋裏部分に構造用合板が張られました。
「外部工事6」 「内部工事5」 2012-10-12
2階屋根裏天井に断熱材が取り付けはじめました。
正面の雨樋が取り付けられました。
内部工事6 2012-10-19
2階屋根裏に断熱材を張り終え、更に石膏ボードも張り終えました。
2階内壁にも断熱材が張り終えました。
2階床の国産杉板張りも終わりました。
「外部工事7」 「内部工事7」 2012-10-26
内部工事の方は2階部分壁に構造用合板を貼る作業で、少しづつですが進捗しています。
「外部工事8」 「内部工事8」 2012-11-01
1階部分の杉材縦板張り壁にシックなBESS専用の塗料が刷毛塗りで仕上がりました。
2階部分は壁表面の凹凸が温かみを感じさせるリシン吹き付け塗装が施されました。
内部工事8 2012-11-01
2階部分の内壁に断熱材の外側に構造用合板パネルが張られました。
玄関ドア 「内部工事9」 2012-11-01
まだ塗装がされていませんが、3重の段差を持たせたなぐり加工の木枠の額縁デザインのドア枠が仕上がりました。
1階天井に防火断熱ボードを張っている「有村棟梁」
1階天井や1階内壁に防火断熱ボードが張られました。
内部工事10 2012-11-01
玄関正面部分、内壁の防火断熱ボードに国産杉板が張られました。
「外部工事9」 「内部工事11」 2012-11-04
外壁1階部分と2階部分の間に幕板が取り付けられました。
玄関ドアの表面に額縁と同じ塗装が施されました。
2階内部の壁にオガファーザーを塗装する下地の防火断熱ボードが張り終えました。
梁と玄関正面の杉板に塗装が施されました。
2階部分、一部屋の壁は一部杉板で張られます。
内部工事12 2012-11-08
2階各部屋が杉板が張られたり、窓枠た取り付けたりと、段々と仕上がりつつあります。
洗面所やお風呂場の造作中
耐火ボードの上から防水シートを張りました
内部工事13 2012-11-11
1階内部工事に移りました。
階段が塗装されました。
1階和室の造作を始めました
「煙突工事」 「内部工事14」 2012-11-14
1階内部の工事の模様です。
煙突にレンガが取り付けられました。
「土間工事」 「内部工事15」 2012-11-16
1階台所回りに杉板が張られました。
階段下収納部屋に杉板が張られました。
土間に玄昌石が張られました。
足場解体 2012-11-16
足場が解体されました。
土間工事2 2012-11-23
土間の中に足場が組まれました。
台所回り 2012-11-23
台所にタイルが張られました。
杉板が張られ塗装が施されました。
浴室工事 2012-11-23
浴室の造作に入りました。
外部工事10 2012-11-23
浄化槽や外回りの水道が取り付けられました。
薪ストーブ取り付け 2012-11-23
ストーブの設置は静岡県の「伝兵衛堂 伝兵衛商店株式会社」に依頼しました。
和室工事1 2012-11-23
本来、このBESS 程々の家 十露には和室は標準で無いのですが、(株)カナダプレイスさんにお願いして和室を設けていただきました。
パイプが隠れるように造作して押し入れにしました。
床の部分(琵琶床)
床の天井(杉柾網代)
内部工事16 2012-12-01
台所に収納及び換気設備とシステムキッチンが取り付けられました。
更に作業台が取り付けられました。
階段下の収納部屋が完成しました。
内部工事17 2012-12-01
2階部屋に足場が組まれ、足場の合間をぬって階段手すりやロフトの手すりが取り付けられました。
内部工事18 2012-12-01
2階及び1階の杉板内壁に塗装が施されました。
内部工事19 2012-12-01
断熱石膏ボードにオガファーザー、天井に網代クロスが張られました。
和室工事2 2012-12-01
和室の内壁にオガファーザーが張られ、天井は網代クロス張り。
広縁工事及びストーブの後ろのレンガ積み 2012-12-07
広縁の工事作業が始まりました。
内部工事20
壁紙(オガファーザー)にベージュの色の塗料が塗られました。
浴槽工事2 2012-12-07
浴室の外部配管
浴室の壁にタイルが張られ始めました。
内部工事21 2012-12-07
内部の造作は終盤に近づき、床塗装の段階に来ました。
室内照明 2012-12-07
室内クリーニングが行なわれ、発注していた照明も取り付けられました。
浴室工事3 2012-12-18
浴室は全面美濃焼タイル張りです。
1階トイレ手洗い造作 2012-12-18
お客様専用の1階トイレ付近の手洗い場の造作です。
これも美濃焼タイルを市松模様に張り天壁は和室で余った杉柾網代を張りました。
1階部分 2012-12-18
1階は床塗装が終わりました。
吹き抜け部分 2012-12-18
私たちが選んだ『BESS程々の家』のコンセプトは陰翳礼賛(ほのかな暗さの中にこそ明かりは映え、趣はやがて安息をつくりだす)です。そのコンセプトに少しでも近づいた家が出来たかなと自負しております。
恐縮ですが、吹き抜け部分をアップして見ました。
引き渡し 2012-12-18
12月15日午後3時、予定通り引き渡し式が行なわれました。当日は丁度雨でした。
思い起こせば地鎮祭も雨模様で、鹿児島では何か始まる時の雨を島津雨と云って、幸先の良い縁起物らしく、「地鎮祭」は静かな雨、「引き渡し」は激しい雨でしたが、式が終わる頃には静かになりました。
(株)カナダプレイス様や大工の棟梁の有村様をはじめ建築に携わった各会社の皆様、本当にご苦労様でした。また怪我も無く無事終えたので安堵しています。
何よりも何度も足を運んで頂き綿密に打ち合わせをして下さった坂口副部長様、そして私たちの無理に近い要望にもイヤな顔をせず、丁寧に対応して頂いた現場監督の鳩宿様、本当にありがとうございました。
これからが我が家『程々の家』のスタートです。色々お世話になります。末永くどうぞよろしくお願いします。
重雅、広美
引き渡し2 2012-12-18
玄関入り口
1階リビング
三和土
引き渡し3 2012-12-18
玄関から1階と2階部分
1階和室
神棚
引き渡し4 2012-12-18
正面から
左側
右側
外構作庭スタート 2013-05-31
昨年末に自宅ギャラリーが完成し、引き続き2013年に入り外構と作庭が始まりました。
まずは外構工事に入る前の状況をご覧下さい。
玄関エントランス 2013-05-31
玄関エントランスの工事です。
流れ 2013-05-31
正面の庭に沿って流れを作りました。
坪庭 2013-05-31
和室から眺められる坪庭を作りました。
スロープ 2013-05-31
車椅子でも入れるようにスロープを作りました。
石段 2013-05-31
玄関エントランスの石段ともう一つ石段を作りました。
南正面 2013-05-31
南正面から見た庭です。
西側 2013-05-31
西側から見た庭です。
全体像
庭の半全体像です。